JOURNAL FILE #05


2018年から2年間、欧州ツアーに本格参戦し、
世界各国を旅していた谷原秀人。昨年は24試合中13試合で予選落ちを喫し、
2020年度のシード権獲得は叶わなかった。「また海外に挑戦したい」
BRIEFINGはそんな谷原に寄り添い、願いの実現に向けてともに歩む。

JOURNAL FILE #05

LIFE STYLEHIDETO TANIHARA

プロゴルファー

Hideto Tanihara

広島県出身。1978年11月16日生まれ。
東北福祉大ゴルフ部を経てプロ入り。
02年にQTでトップ通過し、
03年「マンダムルシードよみうりオープン」で
ツアー初優勝。メジャー1勝、国内通算14勝。
米ツアー本格参戦の経験も持つ。

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storyHIDETO TANIHARA

story

運と根性で上り詰めたプロゴルファー谷原の人生。

そもそも谷原さんがゴルフを始めたきっかけは?

「中学生の時に、父親に練習場に連れて行かれてそこでレッスンを習うように言われたんです。父もゴルフが好きだったので、よくコースには行ってましたが、ボクも父がラウンド中はずっとコースの練習場で練習していました。」

何が得意だったんですか?

「自分はゴルフが下手だと思っていたので得意分野はなかったんです。でもゴルフを始めて半年で試合に出て、高校1年の春に全国大会に勝ちました。その頃はすでに独学でやっていましたね。」

え〜!では、独学で今のスイングを作ったということですか?

「そうですね。父はスイングチェックもしないですから。ただひたすら自分で練習していました。もう根性論ですよ。1日中、手が痛くなるまで練習して。そうそう、練習場には竜二くん(今田竜二選手)がいたんです。ちょっと話したことはありましたが、まさか彼もあの時のボクがプロになるとは思ってなかったでしょうね。」

その後東北福祉大に入りましたが、プロを目指してましたか?

「いや、なれないと思ってました。プロの試合に出ても予選通過はするけど下の方だし、これじゃあプロ入りしても食っていけないと思って。プロになっても2年くらいでやめちゃうんじゃないかと思ってました。」

しかしQTはトップ通過で、翌年優勝。すごいですね!

「実は大学を卒業して1年目は人生で初めて一生懸命練習したんですよ。今まではやらされている感が満載で。でも、これしかないと思ってやりました。今振り返っても後悔はありません。そしていつも周りの人がサポートしてくれるんです。本当に運が良かったし、人に恵まれた。BRIEFINGもそうです。ウエア契約して欲しいな、と思った時に契約して頂けました。感謝しています。」

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BRIEFINGなら薄手の上着でも暖かい。

昨年1月からBRIEFINGと契約し、ウエアを着用していますが、
どんなところを気に入ってますか?

「シンプルで素材もいいし、着やすいですね。ストレッチが相当効くので非常にラクです。それとヨーロッパは常に上着を1枚持っていないと、いつ寒くなるかわからないんですが、BRIEFINGの薄手のウエアを1枚着ていればそれで大丈夫。ボクは寒がりですけど、暖かいです。」

では着膨れするのも嫌だから、薄くても暖かいというのはいいですね。

「BRIEFINGのウエアを着るようになって快適に過ごせています。ウエアのデザインもかっこいいし、気に入ってますよ。選手からもかっこいいね、と良く言われます。ジャズ・ジェーンワタナノンド選手もボクが使っているのを見てカッコいいと思い、BRIEFINGを着ているんですよ。ボクの要望にもすぐに応えてくれるし、一緒に開発している気分です(笑)。レインウエアももともとはなかったんですけど、作ってくれました。レインでもストレッチが効くし、ゴワゴワせずスイングしやすい。汗をかいても通気性がいいので快適です。」

何か自分らしいオーダーを取り入れてもらったことはありますか?

「ボクはスイングした時にお腹が出るのが嫌なので、3センチくらい裾を長めに作ってもらっています。あとは、スイング中、お腹のあたりがだぶつくのが嫌なので、ジャケットはフルジップではなく、ハーフジップのものを着用。欧州ツアー転戦中は、ウエアを1週間分持って行って、何週間も転戦するんですが、自分で洗濯しながら着まわしています。BRIEFINGのウエアは、洗濯してもヨレにくく丈夫ですね。」

ところで谷原さんのキャディバッグ、BRIEFINGと本間ゴルフのコラボなんですね。

「そうです。BRIEFINGのバッグで使用しているような、ミリタリーカラーが好きですね。他社ができないことを本当にかっこよく作ってくれる会社だと思います。過去にいろいろなウエア契約をして頂きましたが、BRIEFINGのウエアはストレスなく気持ちよく着ることができ、しかも丈夫。ウエアだけでなく、スーツケースも使っていますが、頑丈で軽く重宝しています。」

※文中にある谷原プロと共同開発したレインウェアは4月発売予定です。
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今年は日本ツアーで賞金王争いをしたい。

谷原さんはここ数年、欧州ツアーに本格参戦していますが、昨年を振り返ってどんな1年間でしたか?

「実は、去年の2月から新しいコーチ(吉田直樹さん)をつけてスイング改造に踏み切ったんです。ボクは海外でYouTubeをよく観ていたんですが、ゴルフのレッスン動画の中で彼のことを見つけて、日本にもこういう教え方をする人がいるんだな、と。彼の理論は今流行りの「床の反動」を使って飛ばす、という理論なんですが、やっぱり今までやってきたことだけをやっているのでは世界では通用しない。今までのものはいったん全部崩して、真逆のことをやっています。」

試合に出ながら、スイングの改造をするのは大変ですよね?

「そうですね、思い通りの球は出ないし、苦労しました。シードも失ってしまいましたからね。でも、最近やっとコーチに言われていることが徐々にできるようになってきて、飛距離も15ヤードくらい飛んでいるんです。まだ途中段階なので、スイングがもっと出来上がってくればさらに飛ぶようになるんじゃないかな。昨年も終盤は全然曲がらないし、ロングホールでも2オンできるようになっていたし、相当ラクでしたよ。日本に帰ってきて、ダンロップフェニックスに出ましたが、あのコースが短く感じました。バーディも取りやすくなったと言えると思います。」

2打目でピンポイントに攻められるようになったとか?

「ロングアイアンを持たなくてもよくなりました。スイング完成まではあと1年くらいはかかると思いますが、確実に良くなっているのは実感できます。」

スイングをつかみかけていたところで、ツアーが終わってしまったんですね。欧州ツアーのシード権は失ってしまいましたが、また海外ツアーに挑戦してみたい気持ちはありますか?

「ありますよ。移動はタフだけど、また欧州ツアーに挑戦したいですね。リンクスから普段は滅多に回れないような名門コースなど、いろんなゴルフ場をあれだけ回れるし、たくさんの経験を積むことができます。ヨーロッパの選手は強いと思いますね。これが普通なんですから。」

谷原さん自身もそんな環境でゴルフをして、
どこに行ってもいろんな環境に対応できるようになったのでは?

「確かにそれは言えますね。昔、米ツアーに出ていましたが、コースはまったく違います。意外とヨーロッパにも池が多くて、しかも本当に狭い。日本ツアーと同じくらいフェアウェイは狭いです。でもそんな中でもみんな平気でど真ん中に打ってくる。曲がらないし飛ぶんです。自分もそれについていかないといけない、と思いました。よく日本人の選手は芝の種類のことを言いますが、向こうの選手はそこまで深く考えていない、ボクはやっぱりバミューダ芝は難しいと思いますが、ヨーロッパの選手たちも決して100%成功はしていない。それに上位の選手でも意外とピンを狙ってないですね。」

ヨーロッパの上位の選手との差はなんでしょうか?

「まずは距離でしょうね。持つ番手が違いすぎます。だから今、ボクもスイング改造をして飛距離アップを目指しています。最近、ドラコン選手にトレーニングを習いに行ったんですよ。「谷原さんならヘッドスピード、55m/sまでいくんじゃないですか」と言われて気合が入っています。」

今年はどういう1年になりますか?

「欧州ツアーは6試合まで推薦をもらえるので、ISPSハンダ VICオープンなど、出してもらえる試合は出たいと思っています。でも基本的には日本ツアーですね。今まで試合に出ながらスイング作りとトレーニングをやっていたので、休みがありませんでしたが、このオフはじっくり取り組みたいと思います。3年ぶりの日本ツアーも楽しみです。選手もガラッと変わっていて知らない選手も大勢いますが、どんなプレーをするのか見てみたいですね。個人的には賞金王争いをしたいと思っています。」

取材・文 / 大泉 英子

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