Begin編集長 光⽊ 拓也 × スタイリスト 鈴⽊ 肇

SPECIAL INTERVIEW VOL.1

スペシャル対談 第1弾

BRIEFING MADE IN USA styling

1998年の登場以来、BRIEFINGがこだわり続けてきた「MADE IN USA」コレクション。
今期、“耐久性のある機能美”を追求した新シリーズ「DELTA」がスタートするなど、そのラインナップは増え続けている。
Mr.BRIEFINGとも称されるBegin編集長の光木拓也と、スタイリストの鈴木肇を迎えた対談の第二回目となる今回は、
その中から2019年に発売され、現在も人気となっている「PROGRESSIVE」にフォーカス。
モールシステムに対応しながらもすっきりとした見た目を実現する“モールパッチ”をはじめ、
既存の使い方に捕らわれない自由な本作の魅力を語ってもらった。

PROFILE

光木 拓也Mitsuki Takuya

『Begin』編集長

1977年生まれ。2000年に株式会社ワールドフォトプレス入社。『モノ・マガジン』編集部を経て、2006年に株式会社世界文化社へ移籍。『Begin』編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンルにおいて国内外の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。

鈴木 肇Hajime Suzuki

スタイリスト

1976年生まれ。大学卒業後、大手アパレルメーカーを経て、2005年よりフリーランスのスタイリストとしてキャリアをスタート。ファッション誌『Begin』『MEN’S CLUB』『2nd』をはじめ、ブランドカタログや広告のスタイリングなどを中心に活躍。服はもちろん、時計や小物にも造詣が深い。

“街使いのミリタリーという
BRIEFINGの魅力をよく体現している”

鈴木 「PROGRESSIVEシリーズを最初に見た時に感じたのは、BRIEFINGの新しい可能性でした。ミリタリーというところを担保しながら、モールパッチっていう新しいディテールにチャレンジしていくっていう。そこが新しくて良いなと思ったんだよね」

光木 「そう思えるのはミリタリーをタウンユースに、っていうBRIEFINGのコンセプトを、このシリーズもしっかり受け継いでいるからだろうね。PROGRESSIVEシリーズにはウェビングテープやレッドラインっていうブランドを象徴するデザインがなくて、ロゴも刺繍で入れられていて従来のものとは違うけど、それでもBRIEFINGだっていうことがわかる。これってすごいことだと思うよ」

鈴木 「そうそう、やっぱりこのモールパッチがすごくおもしろいと思っていて。いわゆる本当の軍モノってモールシステムでも、もっと簡素な作りで縫製も甘かったりするけど、こういう高いクオリティのものになってくると色んな展開が見えてくるというか」

光木 「というと?」

鈴木 「別売りのポーチで拡張して使うことはすでにできて、それはそれで便利だから試してみて欲しいんだけど、今以上のアイテム展開を期待しちゃう自分がいるんですよ。ポーチだけじゃなくて、テイクアウトしたコーヒー用のカップホルダーみたいな街っぽいアタッチメントとか、もっといろんなバリエーションがあって良いと思うし、いろんな人のアイデアを形にしたものを見てみたいなって」

光木 「なるほどね。僕は単純に、モールシステムって昔からあるけど、それをここまで使いやすくしたっていうところに魅力を感じているんだよね。モールパッチのストイックさというか、玄人っぽいところが好き。あと自分の場合は、基本的に面倒くさがりっていうのもあるけど、あまりごちゃごちゃさせないほうが好みだから、あえてシンプルに使うっていうのもアリかなと思う」

鈴木「そもそも、ミリタリーを知っている人が見ても良い意味で気が利いているし、細かいところまでデザインされている優秀なアイテムだから、何もせずとも格好いいですよね。だからこそ、BRIEFINGをあまり知らない若い世代の人たちにも使ってもらいたいですね。PROGRESSIVEシリーズはストリートっぽい格好とかにも合うし、今までとは違う路線でのアプローチもいける」

光木「確かに若い人たちにとっては洗練されているなっていう風に見えるかも。でもそれと同時に、やっぱりBRIEFING玄人の人にも使ってもらいたい。具体的に言えば、BRIEFINGを愛用してたけど、ちょっと違うものが欲しいっていう人とか。ほら、持ち物にこだわる人って、普通のサラリーマンが同じ者を持ち始めたりすると、途端に持つのやめたりするのってあるじゃない? そこでこのPROGRESSIVEシリーズっていう選択肢も新鮮でいいんじゃないかなと思いますよ」

“レッドラインを排しても感じる
玄人好みの「BRIEFINGっぽさ」”

鈴木「Begin的な視点から見て、PROGRESSIVEシリーズの魅力ってどんなところにありますか?」

光木「さっきも言った通り、BRIEFING玄人だね。自分なんかもそうなんだけど、レッドラインに長年親しんできた人たちって、レッドラインはそろそろいいかなって思っちゃう時もあるんです。だって20年以上ずっと使い続けてきてるんだから(笑)。そういう人でも素直に乗り換えられる魅力があると思うんだよ」

鈴木「やっぱり玄人なんだ。光木さんはずっと雑誌作ってきて、読者も見てるし、僕らみたいなモノ好きな人たちも見てるし、色々知っているから、その辺の感覚が鋭いし、はっきりしているよね」

光木「僕らよくモノを見ながら、これはデザートブーツっぽいねとか言うじゃない。PROGRESSIVEシリーズも同じように、見る人が見たらBRIEFINGっぽいんですよ。それは長年ブランドを続けてきたことで“BRIEFINGっぽさ”が確立されてきているから。BRIEFING=レッドラインっていうのは強烈なアイコンなわけだけど、それをなくすっていうのはブランドとしては大きな決断だったと思うよ」

鈴木「ブランドを長くやるってそういうことだよね」

鈴木「そうそう。形容されるような存在になったっていうことは喜ばしいことだし、だからこそPROGRESSIVEシリーズはBRIEFINGの愛用者が次に使いたくなるシリーズなんじゃないかな。もちろん、これが初めて持つBRIEFINGだっていいと思うけど、そういう人にはぜひレッドラインの魅力も知ってもらいたいな。ちなみにスタイリストとしては、PROGRESSIVEシリーズはどう着こなしたらいい?」

光木「ストリートにも合うっていうのはさっきチラッと言いましたけど、ジャンルが違うものとの掛け合わせが面白いアイテムなんですよね。だから、スポーティなアイテムとも合わせやすいと思いますよ。コーチジャケットとかナイロンのシャカシャカパンツみたいな、オフで使うアイテムとも相性がすごく良いです。スポーティな服にスポーティなバッグだと普通だけど、BRIEFINGのバッグなら、格上げアイテム的にも使えるから、いろんなジャンルとMIXして遊んでみてほしいですね」

RECOMMEND STYLING

BY STYLIST / HAJIME SUZUKI

スタイリスト鈴木肇さんにMADE IN USA COLLECTIONの各シリーズそれぞれにマッチするオススメのコーディネートをセレクト頂きました。今回は、新しいアメリカの技術を用いてデザインした"モールパッチ"が印象的で、タウンユース使いに最適なアイテムとのコーディネートを組んで頂きました。

今回の特別対談は全3回に渡ってお届け。次回はMADE IN USA COLLECTIONから2021年にデビューした「DELTA(デルタ)」シリーズについて光木編集長と鈴木さんに語って頂きました。お二人が考える「DELTA」シリーズの魅力なポイントとは?3月31日(水)に公開予定ですので、お楽しみに!

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